カロペプタイドで元気もりもり

良質タンパクが血行促進、美肌、若返りに効果

大野 秀隆 著 1995.04.26 発行 ISBN 4-89295-354-7 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)

スタミナ源は良質タンパク

カロペプタイドで元気もりもり

オットセイのタンパク質
グリーンランドに居住するイヌイット(エスキモー人)には、心筋梗塞などの患者が少なく、死亡率が非常に低いといわれます。
これは、食生活において青身の魚や、それをエサとするアザラシやオットセイなどの海獣をとてもたくさん食べているためだと考えられています。
青身の魚や海獣には多量のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていることも解明されています。これらDHA・EPAについては、医薬品として注目されており、健康食品としても人気があり、みなさんご存じの通りです。

しかしそればかりではなく、オットセイなどの動物性タンパク質が非常に良質であることを忘れてはいけません。良質のタンパク源の活用がとても大切なのです。

旨さの秘密はアミノ酸
最近、活魚ブームだといわれます。たしかに活魚はおいしいように思いますが、それは生きた魚を目の前で料理して食べさせてくれる醍醐味のための“サッカク”でもあります。
もちろん、新鮮であることは重要ですが、実際には活魚には、死後にタンパク質の自己消化やATP(アデノシン三リン酸)の分解によって産生されるアミノ酸やイノシン酸が含まれておらず、おいしいとはいいがたいのです。

また、魚は養殖物が多く、餌の成分にDHAやEPAなどの必須脂肪酸、ビタミンA、Dやリン脂質なども不足がちです。養殖魚は餌を安くするために炭水化物を多く混ぜているのです。

ところが魚は、腸でのアミラーゼ活性が低いので、炭水化物の利用能力が低く、たとえアミラーゼ(消化酵素)で消化され血液を介して組織に運ばれても、ヘキソキナーゼ活性(触媒酵素)が低く、いつまでも血液中にグルコースを蓄積し、あたかも人間の糖尿病のようになります。
オットセイはすべて天然のものであり、良質のタンパク質中にそれらの成分が十分含まれています。


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