健康と美しさをサポートするアミノ酸グルタチオン

肝機能の向上、肝斑・貧血の改善、美肌に不可欠

矢澤 一良 著 2011.12.01 発行
ISBN 978-4-89295-814-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)

グルタチオンとはどういう物質か

健康と美しさをサポートするアミノ酸グルタチオン

体の中にある身近な成分
グルタチオンという名を初めて耳にする方もいるでしょう。
実はこの物質、私たちの体の中に存在しているごく身近な成分です。自然界にも広く分布していて、動物をはじめ植物や微生物などにも含まれています。

生物の体はたんぱく質を基本に作られていますが、たんぱく質は「アミノ酸」の集合体で、アミノ酸が3つ結合したものを「トリペプチド」と言います。グルタチオンは、このトリペプチドの1つなのです。

グルタチオンの2つの特徴
グルタチオンを構成しているのは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸です。

グルタチオン以外にもトリペプチドは数多く存在しますが、グルタチオンには2つの特徴があります。1つは、グルタミン酸とシステインが、通常あまりみられない結合の仕方(γ―グルタミル結合)をしているために分解されにくいこと。そしてもう1つは、分子中にチオール基(SH基)をもつ還元力の強い含硫アミノ酸・システインを含んでいることです。

この2つの特徴が、後で紹介するさまざまな健康効果を生み出す基礎となっています。

体内でのグルタチオン
グルタチオンは、私たちの体内で絶えず生成されています。その多くは肝臓で作られ、肝臓内で生理作用を発揮すると同時に、肝臓から血液や胆汁の中に分泌されて全身を巡ります。
そして、体のいたるところで日夜、健康維持・老化防止のために働き続けているのです。


マウス生体内のグルタチオン濃度

組織mg/100g
肝臓214
脾臓140
腎臓125
膵臓120
63
心臓57
副腎48
血液38


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